【元指導員が語る】裏側を暴露!こんな指導員には要注意!

自動車学校あれこれ

「クルマを運転するのに運転免許が欲しい」
「でも自動車学校って怖いイメージ!」
「自動車学校って体育会系でしょ」
「お母さんの時は教官にめっちゃ怒られたらしい。。。」

これから免許を取りたい人にとって自動車学校って不安だらけ。

でも大丈夫!今の自動車学校の指導員はめちゃめちゃ優しいです!

ただ「すべての指導員が優しいか?」というとそうでもありません。

  1. 昔と違って自動車学校の指導員はとっても優しい。
    1. 自動車学校業界は「教育業」から「サービス業」へ
      1. 社員教育が行き届いている自動車学校が良い
  2. こんな指導員はいらない!
    1. 望ましくない指導員は存在する!
      1. やる気ない系
        1. 「ちゃんと教えてくれない」指導員
          1. 教習開始のギリギリに教習車にやってくる
          2. 説明もしていないのに怒り始める
          3. 寝ている。。。
        2. 傾向と対策
      2. クルマ興味ない系
        1. 指導員になったばかりの「教えられない」系
          1. 運転のコツを教えない
          2. 現れた現象しか言わない
          3. 道案内しかしない
          4. フロント受付に丸投げする
        2. 傾向と対策
      3. オレさま系
        1. 「俺の言うとおりにしろ」という指導員
          1. 前の時間に担当した指導員の教え方を否定する
          2. 説明の時間・見本走行の時間が長すぎる
          3. すぐに補助してくる
        2. 傾向と対策
      4. 営業成績いのち系
        1. とにかく収入が欲しい系
          1. 友達で入校する人がいないか、しつこく聞いてくる
          2. 紹介があると機嫌が良いけれど
        2. 傾向と対策
      5. 社内評価いのち系
        1. 熱心なのは良いけれど、それが自分の出世欲に直結している「成績命系」指導員。
        2. 傾向と対策
      6. ナンパ目的か?系
        1. 調子に乗っている系
        2. やさし気な笑顔演出系
        3. 傾向と対策
        4. 自動車学校との連絡のとり方は大きく2つのタイプに分かれていると考えてください。
          1. 自動車学校と教習生が連絡をとり合う
          2. 指導員と教習生が連絡をとり合う
        5. これらに該当することがあったら、かなり疑わしいです。
          1. 突然、指導員の私用携帯から連絡が来たらそれは個人情報の漏洩!
          2. 出来るだけ早めのタイミングで申し出る。
      7. 教習指導員の変更・次回からの拒否も可能
          1. 次回の教習は別の指導員に変えてもらうことが可能です。
    2. これからの自動車学校を楽しく過ごすために
      1. 必ず予習をしておく
      2. 時間に余裕をもって自動車学校に到着する
      3. 可能であれば指導員を選ぶ
      4. 予定のキャンセルはできるだけ控える
    3. 指導員の接客スキル、接遇態度は以前とは比べ物にならないくらいに良い。

昔と違って自動車学校の指導員はとっても優しい。

 大切なお子さんを自動車学校に通わせようと考えている親御さんも不安だと思います。

「自分が通っていた頃とはだいぶ違うのかな?」と。

 安心してください。

 今どきの自動車学校の指導員はめっちゃ優しいです。

自動車学校業界は「教育業」から「サービス業」へ

 自動車学校はサービス業です。

 免許取得適齢人口はどんどん減少。自動車学校は「客の取りあい」です。

 今も昔も自動車学校がいちばん気にしているのは「クチコミ」。他のサービス業と同じですね。

 昔であれば学校・大学の友達・先輩のくちこみ。今はまさにネット上でのクチコミ。

 悪い評判を流されたくないのは自動車学校も同じなのです。

社員教育が行き届いている自動車学校が良い

 今どきの自動車学校も指導員教育と言いますか社員教育がしっかりできています。

  •  接客セミナー
  •  コンプライアンス研修
  •  教習のマニュアル化
  •  指導員ミーティング

いろいろな研修が何度も行われています。

 その結果、昭和時代の「自動車学校の教官は怖い」は無くなりました。

 もちろん、フロント受付も以前とは比べ物にならないくらいていねいです。

 にこやかなフロント職員が説明・対応。

 校舎内もきれいで快適。

 お客様目線で経営している自動車学校が多く、本当に「気持ちよく通うことができる自動車学校」があたりまえになりました。

 実は、私は自動車学校の教習指導員として25年勤務してきました。

 普通車
 オートバイ
 トラック
 重機

 自分でいうのもなんですが、教習指導員としては割とマトモだったと思っています。

 卒業する時にお手紙をいただいたり、卒業後に新しい免許証を見せに来てくれたり、たくさんのお友達を紹介して頂いたり

 自分なりに充実した指導員人生を送らせていただきました。

 皆さんには本当に感謝しています。

 そんな私なのでキッパリと言えます。

 今の指導員は本当に優しくて、ていねいです。

 自動車学校に通うのが楽しいと思わせてくれる指導員ばかり。

 どうか安心して自動車学校に通ってください。

 そんなの大丈夫!という方は合宿免許もお勧めです。
 早くに取れて、費用も割安、旅行気分で免許が取れますよ。
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こんな指導員はいらない!

望ましくない指導員は存在する!

 しかし残念なことに「数多くいる指導員の全てが良くなった」わけではありません。

 なかには「望ましくない指導員」もいることでしょう。

 令和5年度末時点(2024年12月末)で、日本全国の自動車学校数は1,236校所でした。※AIで検索。全日本指定自動車教習所協会連合会(全指連)会員の教習所数。

 そこに勤務する指導員は相当な人数になるはず。

 先にも触れましたが、私は自動車学校業界に25年いました。

 私が見てきた指導員の中にも「おいおい、それは無しだろ」という指導員もいました。。。

 この記事は、教習指導員を辞めた私が今だから言える「こんな指導員はもういらない」という内容をネタにします。※あくまでも、私個人の感想に基づいていますのでご理解をお願いします。

今後、自動車学校に通い始めたときの参考になればと思います。

 

やる気ない系

「ちゃんと教えてくれない」指導員

 指導員になったばかりの「教えられない」とは別。

 比較的にベテランに多い「もうめんどくさいなあ」系です。

 とにかく熱意を感じない。

「はやく終わりの時間にならないかなぁ」を感じてしまいます。

「ったくめんどくせぇなぁ、そんなこと言われなくても分かるだろうよ」的な指導員です。

教習開始のギリギリに教習車にやってくる

 指導員が現れるのはチャイムが鳴る直前。

 ひどいのはチャイムが鳴った後。

 そこで初めて

  • 教習原簿のチェック
  • 今日の項目チェック
  • メガネなどチェック

 実際に教習が始まるのはチャイムが鳴って5分後だった。なんてことにも。

教習生としては50分間の教習料金を支払っています

貴重な時間を無駄にされたくはありません。

もちろん、なかには「遅れてしまう」こともあるでしょう。

しかし毎回のようにギリで来られたら「やる気ない系」判定しても良いでしょう。

説明もしていないのに怒り始める

 初めての実車教習などに多いです。

 初めての技能教習は「模擬運転装置」

 その次の2時間目にあたる技能教習が、初めての実車での教習です。

 本物のクルマに触るのは初めての教習生に「それは前回の模擬教習で習ったでしょ」的なノリで来ます。

  • 初めての実車
  • 初めてのクランク
  • 初めての坂道発進
  • 初めての路上教習
  • 初めての高速道路

なども同様のことが起こります。

 もちろん「教習生は事前に運転教本などで予習してくるべき」。
 そうは言っても初めてなんです。

 ちゃんと説明してくれないと出来ないのは当然ですよね。。。。

寝ている。。。

 教習中に「道案内もないなあ、しばらくまっすぐで良いのかな」と不安になって助手席を見ると指導員がウトウト。。。

ひどいのになると「路上教習中」ということもあります。

体調管理が出来ていないというしかありません。

プロなんですから。。。

傾向と対策

一般の人から見たら「助手席に乗ってるだけで楽そうな仕事だな」と思われることが多いのですが教習指導員は激務

 運転免許を持っていない人の助手席に乗らなきゃいけないのです。
 バイクに乗ったことのない人を横で支えてないといけないのです。
 命かけてます。
 正直、相当に疲れます。
 トイレに行く時間も数分しかありません。

 それを毎日、8~10時間。「あぁ、疲れているんだなあ」と温かい目で見てあげられれば良いのですが、そうも言っていられません!
 何と言っても、こちらは50分間に何千円も支払っているのですから!

 先にあげたようなことがあれば「遠慮せずにフロントやお客様相談係」などに相談に行きましょう。

「さっきの指導員、違う人にかえて欲しいんですけど!」と。

アンケートに書くだけで済ませてはいけません。

クルマ興味ない系

指導員になったばかりの「教えられない」系

 かなり前から「若者のクルマ離れ」という言葉を聞くようになりました。

 その世代が指導員になったパターンが多いです。

 クルマが好きなら自発的に勉強するので良い指導員に育ちます。

しかし、そうではない「この人たち」の入社の理由は

  • たまたま就職したところが自動車学校部門をもっていた
  • 他に良い就職先が見つけられなかった
  • 助手席に乗ってるだけなら自分にもできると思った
  • 事務職で入社したのに指導員にさせられた

私が経験してきた中では運転経験の乏しい(または無い!)人が指導員見習いとして入社しました。

  • AT免許しか持っていない
  • 免許はあるがMT車を運転したことがない
  • 免許を取ってから一度も運転したことがない
  • 2車線道路をスムーズに運転できない
  • 雪道を運転したことがない

「やる気がない」系と同じように感じますが違います。

「やる気がない」系は教えるのがめんどくさいのです。

「クルマ興味ない」系はどうやって教えてよいのか分からないのです。

「やる気がない」わけではないけれど「悪気はない」という厄介な指導員です。

運転のコツを教えない

 どうすれば運転が上手になるのかというコツを教えてくれない。

 操作の手順だけを淡々と言ってきます。

  • 「はい、クラッチ」
  • 「はい、アクセル」
  • 「ゆっくりクラッチはなして」
  • 「ここでウインカーつけて」
  • 「ここに来たらブレーキ」

と手順だけの説明で終わる。

 マニュアルに沿っているのでしょうけれど。。。

現れた現象しか言わない
  • 「左から離れていますよ」
  • 「エンストしそうですよ」
  • 「スピードが速すぎですよ」
  • 「ウインカー遅いですよ」
  • 「信号、青ですよ」

 その時の実況中継をするだけ。

  • なぜそうなったのか
  • なぜうまく出来ないのか
  • どうすれば出来るようになるのか

 これらの指導がない。

 ひどいのになると「これでは延長がつきますよ」。。。

 だったら、ちゃんと教えてください!

道案内しかしない

 運転技能について、何もコメントがない。

 ただひたすら道案内しかしない。

  • 「はい、ここ、右」
  • 「2個目の信号を左」
  • 「4個目の信号を右ね」
  • 「4個目の信号、右って言ったよね?」
  • 「聞いてなかったの?」

かなりコスパの悪いカーナビです。。。

 オートバイの教習では「コース覚えたでしょ。あとは一人で練習しててくれる?」と言われることも。

フロント受付に丸投げする
  • 「僕には分からないから受付で聞いて」
  • 「や、それはフロントで確認して」
  • 「教習以外のことを僕に言われてもなぁ」

料金のことや送迎バスのこと。
勉強不足の指導員なのか僕の仕事じゃないんですけど。と思っているのか。

やる気がないのかジョブ型の労働社会なのか。。。

傾向と対策

「教えてくれない」のではなくて「教えられない」だけなんだな。と考えるしかないのでしょうか。。。

ただ、支払う教習料金は

  • 新人指導員
  • ベテラン指導員
  • 教え方が下手な指導員
  • 教え方が上手な指導員

全ての指導員、まったく同じ教習料金なのです。

我慢できない場合は!遠慮せずにフロントお客様相談係などに相談に行きましょう。

「さっきの指導員、もう変更して欲しいんですけど!」と。

 遠慮することはありません。次からはもう会わないのですから!

オレさま系

「俺の言うとおりにしろ」という指導員

ある程度、教習指導員の経験を積み、教習方法に「自信がある」系。

 昭和世代、教習生が指導員のことを呼ぶときは「○○せんせい」と呼んでいました。

 令和戸なった今、お客様は指導員のことを「○○さん」と呼ぶことが多いです。

しかし、オレさま系は「せんせい」と呼ばれないとムッとします。

 しっかり教えるつもりはあるのはありがたいけれど「崇め奉ってくれない」と機嫌を損ねる
めんどくさいタイプの指導員です。

前の時間に担当した指導員の教え方を否定する

 自分のやり方、教え方以外を認められない。

 自分の教え方が一番だと信じきっている指導員です。

 前の時間の教習が無駄だったと言わんばかりに。

  • 「こんなやり方じゃダメだ!」
  • 「あの指導員に習っちゃったのか。。。」
  • 「よし、分かった。俺がちゃんと教えてやる」
  • 「さっきの教習のことは忘れろ!」

え、「忘れろ」?

じゃ、さっきの教習の料金は返してくれるんですか?

説明の時間・見本走行の時間が長すぎる

 熱心に説明してくれるのはありがたいのだけれど、説明ばかりでは自分で運転する時間が無くなってしまいます。

 何度もお手本を見せてくれるのはありがたいのだけれど、自分で運転する時間が残っていないです。

 説明を聞いただけで運転が上達するなら自動車学校は必要ないです。
 見本走行を見ただけで上達するなら天才です。

 「教習時間の半分しか運転出来なかった」なんてことにならないようにしてほしいです。

 限られた50分を有効に使わせてもらいましょう。。。

すぐに補助してくる

 走行位置を修正してくれたり補助ブレーキを踏んでくれたり

 助けてもらってありがたいんですけど、やはり自分で操作しないと上達しないです。

  • いつも補助ハンドル。
  • ずっと指導員が後ろでバイクを支えてた。
  • ずっと補助ブレーキを踏んでいる。
  • やろうとする直前に毎回指示をしてくる。

これでは運転感覚も自主性も何も育ちません。

先生ばかり運転しないで!
僕にも運転させて!
教習料金払ってるんだから!

傾向と対策
  • あぁ、この人は自己満に浸ってるんだなあ
  • この人なりに熱く教えてくれているんだなぁ
  • この人なりに親身になってくれてるんだなあ

と解釈しますか?

 決して手を抜いているわけではなく、彼の出来る範囲で「一生懸命に教えてくれている」のでしょうけれど、もう少し教習生の立場になって考えて欲しいものです。

 真っ先にフロントに行って言いましょう!
「担当の先生、かえて欲しいんですけど」と。

営業成績いのち系

とにかく収入が欲しい系

 良い意味でやる気のある指導員です。

 悪く言うと「とにかくお金が欲しい」指導員。
 お金を欲しがるのは決して悪くはないけれどそれだけになるのは困ります。

 自動車学校業界には「紹介制度」があるのは知っていますか?
 免許を取りたい人を紹介して入校してくれると、紹介してくれた人に「紹介料」がもらえる自動車学校が多いです。※高校生は除外されている地域もあります。

 まわりに免許取りたいって人がいたら紹介すると良いですよ。ちゃんと紹介料がもらえます。
 普通車はもちろん、自動車学校によってはバイクの紹介料ももらえます。
 詳しくは各自動車学校に確認してください。

 そして指導員に紹介があると、指導員も紹介料がもらえるのです。

 紹介があると、指導員は機嫌が良くなります。

友達で入校する人がいないか、しつこく聞いてくる

 教習中、こちらの機嫌を取ってきます。そして、ことあるごとに「誰か免許取りたい人、いない?」と聞いてきます。

 もちろん、誰かいたら紹介して欲しいので、教習中はとても優しいです。
 優しいだけでしっかり教習してくれているかはわかりません。

 そして、結局の話題は「誰かいたら紹介してね」になります。
 親身になって教習してくれたら紹介したくなります。

紹介があると機嫌が良いけれど

 免許を取りたがっている人がいる場合はとても優しいです。
 「紹介できる人、いるかもです」の場合はテンション高めの教習になり、ずっとニコニコ楽しい教習を「演じ」ます。

 しかし「いやぁ、誰もいないんですよね」なんてことになったら

  • 心のない教習
  • 適当にやってれば?

みたいな雰囲気になり、急に冷たくなったり。
時には知らない指導員ばかりが当たることも。

「3人は紹介できるかもです。」「でも僕も早く卒業したいんですよねー」などと言ってさっさと気持ちよく卒業してしまいましょう。

指導員は紹介して欲しい気持ちが強いので、まずはあなたを卒業させることに必死になります。

大切なのは、あなたがしっかりと上達して卒業することです。

そもそも、紹介ばかりを気にする指導員にあなたの大切な友達を紹介したくなるのでしょうか。。。

私には疑問です。

傾向と対策

「この人も生活が大変なんだろうな」「せんせいのお小遣いになるのか」などと考えることはありません。その足ですぐにフロントに行き、上司を呼んでもらってください。

 そして紹介の話ばかりで、きちんと指導してくれないことを告げてください。

フロントの職員は優しく、素早く対応してくれます。

社内評価いのち系

熱心なのは良いけれど、それが自分の出世欲に直結している「成績命系」指導員。

 とても熱心に教習をしてくれます。可能な範囲でスケジュールのわがままにも対応してくれます。そういう意味では「営業成績いのち系」と同じく感じます。

 この指導員たちは紹介料よりも大切にしていることがあります。

  • 社内での評価
  • 上司の評価
  • 出世につながるか

彼らにとっては紹介者数の成績ももちろん大切ですが

  • 教習延長の少なさ
  • 検定などの合格率

に気持ちが向いています。指導員としての優秀さを社内や上司にアピールしたいのですね。

延長がついて教習時間が延びてしまうと。。
検定に不合格になってしまうと。。。
急に怒りっぽくなったり冷たくなったり

あなたは指導員の成績を上げるために入校したわけではないんです。。。

傾向と対策

 熱心に教習をしてくれていることは間違いないです。

 素直に聞いて早く卒業してしまいましょう。一発合格したらとても喜んでくれるし。

 厳しくても良いから延長もなく早く卒業したい人なら良いかもしれません。

 でも「ちょっとついていけないかな」と思ったら、出来るだけ早いタイミングで見極めてフロントに申し出ましょう。

「もう少し優しい指導員にかえて欲しいんですけど」

 

ナンパ目的か?系

 比較的に若い世代の指導員に多い傾向がみられます。

 しかしベテランにもいます。

  •  調子に乗っている系
  •  やさし気な笑顔演出系

 その2つに大きく分けられます。

 指導員としてのプライドは低く「クルマ興味ない系」に近いものがあります。

 率直な表現で文字にするのも嫌なのですが、指導員という立場を利用して教習生と何らかの私的な関係を望んでいる人種です。

 出来るだけ早めに気が付いて欲しいです。

調子に乗っている系

 見るからに調子に乗っています。でも会った感じは悪くないんです。

 楽しい雰囲気で教習を進めてくれます。

 卒業生からの評判は良いのにベテラン指導員からの評判はあまり良くないです。

やさし気な笑顔演出系

 第一印象良いです。

 教習も接遇も、ていねいで好感が持てます。誰にたいしても優しいです。

調子に乗ってる系

優し気な笑顔演出系

どちらも普通に接していると感じの良い指導員で「次回の教習も同じ指導員だと良いな」と思わせてくれます。

 表面的には「ほかの大多数の良識のある指導員」と見分けがつきません。

私がはっきり言える判断基準はただ一つ

私的に連絡先を聞いてくることです。

それさえなければ「熱意のある良い指導員」と思ってもらって大丈夫です。

傾向と対策

 真面目な話。

 自動車学校としては、教習生との私的な連絡先交換は禁止しています。

自動車学校との連絡のとり方は大きく2つのタイプに分かれていると考えてください。
  1. 自動車学校と教習生が連絡をとり合う。
  2. 指導員と教習生が連絡をとり合う。

自動車学校と教習生が連絡をとり合う

 教習の予約やその他連絡がある場合は、自動車学校とやり取りをします。

 指導員と連絡をとることはありません。
 何かあれば必ずフロント受付に連絡します。
 何かあったら必ずフロント受付から連絡があります。

指導員と教習生が連絡をとり合う

 教習の予約やその他連絡がある場合は、担当指導員と直接やり取りをします。

 連絡に使うのは各指導員に割り当てられた会社用携帯電話です。
 指導員が私用携帯を使うことは禁止されているはずです。

 入校の時に必ず説明があります。
「当校では指導員と直接連絡をとり合っていただきますがよろしいでしょうか」と。

 指導員に割り当てられた会社の携帯です。個人の携帯電話ではありません。

 このことは忘れないでください。

これらに該当することがあったら、かなり疑わしいです。
  • しつこく連絡先を聞いてくる。
  • SNSでつながろうとしてくる
  • 会社には内緒だけど。と言われた。
  • 私的な電話番号をおしえられた
  • 貰った名刺に私的な連絡先が手書きされていた。

残念なことですが、いまだに、この業界でパワハラ事案セクハラ事案はゼロではないのです。

突然、指導員の私用携帯から連絡が来たらそれは個人情報の漏洩!

すぐにフロントに行って責任者を呼んでください。

ひとりでフロントに行くのが怖いときは親、兄弟、友人など誰でも良いので一緒についてもらってください。

私は誰かについてきてもらうことをお勧めします。

出来るだけ早めのタイミングで申し出る。

 このような申し出があった時にはドライブレコーダーで映像を確認することが多いです。

 時間をあけてからの申し出だと、ドライブレコーダーの映像が上書きされて消えてしまいます。映像がなくなると確認のしようがありません。「言った・言わない」の水掛け論となってしまいます。

 ドラレコの映像が残っているうちに、必ず相談に行きましょう。

教習指導員の変更・次回からの拒否も可能

 上記のような指導員は、全体のほんの一部です。

 いろいろと上げましたが、本当にほんの一部です。

 ほとんどの指導員はとても優しくて良い指導員ばかり。

 もしも教習内容が不満だったり、指導員に対して不信感を抱いたりした場合は遠慮せずに受け付けや、配車、相談窓口などに申し出てください。

必ず対応してくれます。

 ※学科教習について。合宿免許の自動車学校については、対応できない場合があります。

次回の教習は別の指導員に変えてもらうことが可能です。

※自身の教習スケジュールがある程度決まっている場合に、指導員の変更や忌避を申し出ると卒業までのスケジュールが大きく変わってしまうことが多いのでご注意ください。

これからの自動車学校を楽しく過ごすために

 今後、教習をスムーズに進めるためには以下のことに気を付けてください。

必ず予習をしておく

 やはり、予習をしてきたのと、してきていないのとでは大きな差があります。

 指導員の説明が短くなると、自分で長い時間運転することが出来ます。

時間に余裕をもって自動車学校に到着する

 余裕のある時間帯に自動車学校に到着し、落ち着いて準備やイメトレなどをしておきましょう。

可能であれば指導員を選ぶ

 お互い人間です。

 出来るだけ気の合う指導員を選べると、それだけで楽しく教習が出来ます。

予定のキャンセルはできるだけ控える

 1時間キャンセルすると、その次の教習内容が全てずれてしまいます。

 場合によっては、キャンセルしたことによって、次の教習も受けられなくなることも。

 教習のキャンセルはできるだけ避けてください。

指導員の接客スキル、接遇態度は以前とは比べ物にならないくらいに良い。

 自動車学校も「客商売」です。

 業界全体も「教育業」から「サービス業」にさま変わりしています。

 本当に「気持ちよく通うことができる自動車学校」が多くなりました。

 自動車学校は、通うのが楽しいと思わせてくれる指導員ばかりです。

 「教習指導員が教える!実はこんなこと考えてます【教習の本音・裏側】」の記事も読んでみてください。

 少しは不安感を和らげることができると思いますよ。

さあ、では1日も早く、自動車学校に申し込みに行きましょう!

東京近郊で免許取得を考えている人は以下の自動車学校も候補に入れても良いと思います。
いろいろ相談に乗ってくれるのでお勧めですよ。
   ↓

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