オートバイの課題の中でもっとも不安になる「一本橋」!自動車学校の卒業検定を受検しようとしているあなたの前に大きく立ちはだかります。この記事では、ど緊張しているあなたが卒業検定に合格するための一本橋の攻略方法に焦点を絞って解説しています。

一本橋。。。
この言葉を聞いて耳が「ぴくっ」となる人もいるでしょう。
すでにオートバイの免許を持っている人の方が反応する人が多いかもしれないですけどね。
私は教習指導員として25年。技能検定員としても23年。努めてまいりました。
とうぜん、たくさんの教習生、卒業生を輩出してきました。
何人いたのかは、もう数えられません。
なぜか比較的に若い世代には問題なく出来てしまう一本橋。
たいして説明していなくても「試しにまずはやってみれ」といっても出来てしまうのです。
しかし
くやしいけれど年齢層が高くなるほどに難易度が上がります。
教える側からしても、年齢層の高い教習生ほど教えるのが大変でした。。。
何度説明しても。。。
どんなに厳しく教えても。。。
どんなに優しく伝えても。。。
頭では分かっちゃいるけど、出来ないのが悔しいですよね。
※バイクの免許を取ろうか迷っている人には「早く入校手続きを済ませろ」とアドバイスしてあげてください。
そんな一本橋、教習ですら緊張する人が多いのです。
卒業検定ともなれば「なおさら」緊張です。
緊張感爆上がり。。。

一本橋の練習についての詳しい説明は、こちらの記事→一本橋が苦手?これを読めばきっと克服できる!オートバイ教習攻略 一本橋にまかせます。
ここでは卒業検定を間近に控えた方に向けて、淡々と一本橋をクリアするポイントをまとめました。
この記事を読み終わったあとは、ただ静かに卒業検定を迎えるのみ。
という気分になります。なって欲しいです。
一本橋の課題履行条件
一本橋の規定時間

- 普通二輪は7秒以上
- 大型二輪は10秒以上
通過時間が足りなかった場合は、減点の対象となります。
減点は「規定時間を満たさなかったから減点」という感じではなく
「〇秒足りなかったから〇点減点ね」というスタンスです。
あっという間に通過してしまうと、たくさん減点されてしまいます。
時間の計測はフロントタイヤが一本橋に乗った時から開始。
そしてフロントタイヤが一本橋を降りたら計測が終わります。(※分かりやすく説明するために、細かな説明は省いています)
手前の停止線で一旦停止した後、一本橋を通過しなくてはいけません。

一本橋は、手前に引いてある停止線で一旦停止してからの発進となります。
手前の停止線から離れて止まった(手前過ぎた)場合は、停止線に合わせて停止し直さなくてはいけません。
一本橋から離れたところから発進したほうが有利となってしまうからです。
逆に、停止線を越えて止まってしまった場合。
そこから発進しても問題はありません。
前に出過ぎたからといって、うしろに下がるわけにもいきません。
開き直って、落ち着いて発進してください。
検定中止事項
次のことに当てはまってしまったときは、その場で検定が中止です。
- 一本橋の台に乗れない
- エンスト
- 脱輪
- 足つき
- 転倒
全てが検定中止です。
時間の計測はフロントタイヤを基準に行いますが、フロントタイヤが一本橋をクリアしても、リアタイヤが途中で脱輪してしまうと「脱輪」として扱われ検定中止です。
フロントタイヤが一本橋から降りた後は、すでに時間の計測は終わっています。
不必要に粘らずさらっと通過するのが得策です。
25年間、受検者の運転を見てきて気になる点
停止線で停止したら「さっさと発進」すること!
発進前にひと呼吸おくと失敗する確率が高くなる(気がします)
最初にも触れましたが、一本橋に対して苦手意識を持っている人は多いです。
私も長年、卒業検定を見ていてわかってきたことがあります。
卒業検定本番!一本橋手前の停止線で停止してから少し間(ま)を取る人。
深呼吸したり、気合を入れなおしたりと、ひと呼吸おいてから発進する人のことです。
そうする人に限って、失敗する率がかなり高いです。
※私個人の感想です。統計は取っていません。。。
失敗するといっても検定が中止になる事だけではありません。
何とか通過できたけど「いつものようには出来なかった」と落ち込む人も多いのです。
あとから聞くと
「絶対に成功させてやる」と気合を入れなおした。
「緊張しているから落ち着かなきゃ」と深呼吸をした。
という言葉が多かったですね。
ただでさえ緊張しているのに、そこからさらに緊張感が爆増してしまいます!
緊張感、爆増!!
結果ガッチガチになって「あっという間に一本橋終了」→「検定終了」になります。
卒業検定で、せっかく「一本橋までたどり着けた」のです。
良い流れを止めないようにしましょう。
- 停止線で停止したのち
- ローギアであることを確認し
- うしろの安全を確認したら
- さっさと発進しましょう。

時間が足りなかった場合は「減点」で済みます。
- エンスト
- 脱輪
- 足つき
- 転倒
しつこいですが、すべてその場で検定中止。
やり直しは一切ありません。
たまに懇願してくる人がいますがあり得ません。。。
「何とかもう一回だけやらせてください。。。」
みっともないだけなので止めましょう。。。
フロントタイヤが無事に通過したら時間の計測は終わり。
時間が足りなかった場合は、足りない時間に応じて減点されていきます。
ですから時間が足りないなりには可能な限り粘った方が、減点の度合いは少なくて済みます。
ただし、粘りすぎて脱輪してしまうとその場で卒業検定は終わりなので、粘って脱輪するくらいなら、さっさと通過してしまった方がよっぽどマシ。
時間がクリアできている場合は、それ以上頑張っても意味はありません。
長くいたからと言っても何のメリットもないんです。
フロントタイヤをもとに時間の計測をしますが、フロントタイヤが通過してもリアタイヤが脱輪したら「脱輪」なのです。
フロントタイヤが通過し終わったら「サラッ」と終わらせましょう。
運転姿勢が乱れても減点
バランスを取ろうと頑張りすぎて適切な運転姿勢が取れなかった場合も減点の対象となります。
- ニーグリップが出来ずにヒザを開いたり
- 上体がふらふら動いたり
- ステップから足をはなしたり
もっとも、こんなことをしていたら減点される前に脱輪しますけどね。。。
運転姿勢はとっても大切なんです。
やはり、変に粘らずにさっさと通過しましょう。

まとめ
一本橋は、決められた時間をクリアできるかどうか。という課題ではありません。
「低速で安定して走行することが出来るか」がポイントなのです。
安定した走行が出来なくてはいけません。
もちろん、運転姿勢が乱れてもいけません。
タイムをクリアすることばかりに気持ちが向いてしまい、課題の目的を見誤らないように。
とくに検定の日は、くれぐれも頑張りすぎないようにしましょう。
「通過する」ことが卒業検定時の大前提です!
卒業検定で一本橋を成功させる秘訣。
それは「停止線で停止したら、さっさと発進すること」。この一言に尽きます。
検定員はここを見ている
最後に。
元検定員でもある私が、卒業検定の時にどこを見ているのか、お伝えします。
それは「発進」です。
やはり一本橋は発進が肝心
一本橋に乗る前からフラフラしてはいけません。
安定していることが第一です。
一般の走行だろうが、一本橋前の走行だろうが、停止状態から動き出すことに変わりはありません。
ちゃんとアクセルを使ってスムーズに発進すること。
そして、手前の停止線で止まってから、準備が出来たら早めに発進すること。
余計な間(ま)を取って無駄に緊張感をあおらないように。

- 一本橋がいまいち上手くいかない。
- もっと上達したい。
- なんでこんな練習をするの?
などと一本橋で悩んでいる人は別にまとめたこちらの記事
↓
一本橋が苦手?これを読めばきっと克服できる!オートバイ教習攻略 一本橋を合わせてご覧ください。


