S字・クランクが怖いあなたへ!これを読めばきっと克服!オートバイ教習攻略 狭路の通行

支笏湖にたたずむ愛車のオートバイの写真 課題の走行

バイクの教習でつまづかないための秘訣!教習指導員歴25年の私が伝える、初心者のための「苦手なS字・クランクの攻略法」。

 オートバイの教習で「狭路の通行」という項目があります。
 この「狭路の通行」が技能教習の1段階での最大の壁でしょうか。

「なんでこんな練習をしなきゃいけないんだ!」なんて教習中に言い出しちゃう人。
「こんな道路なんて、どこにもないのに!」と卒業検定に失敗した後に言われることもありました。

 確かにS字やクランクのような道路は、一般道を探してもなかなか見つかりません。

 でも、この記事で取り扱うS字やクランクの練習は、ツーリング先などで駐車場が混んでいた時や、Uターンをしたくなった時に役に立ちます。

 オートバイを楽しむためには絶対に必要な練習です。
 苦手な人は頑張ってください。ツーリング先で必ず役に立ちます

札幌市郊外の何もない交差点の中心風景の写真

【重要なお知らせ】
クランクの完全攻略・卒業検定対策については、以下の決定版記事にすべて集約・統合しました!
クランクで悩んでいる方は、ぜひこちらをご覧ください。
   ↓
卒業検定「クランクが苦手」を克服!元指導員が教える5つのポイント

S字コースの2つのポイント

 S字コース内での走行のコツは2つあります。

  1. 出来るだけ一定速度を保つ
  2. 走行位置を工夫する

 教習指導員歴25年の経験上、S字コースでつまづく方はほとんどいません。
 あえて言うならS字コースへの進入で多少手こずる人がいるくらいです。

 入口さえクリアしてしまえば、あとは何てこともないでしょう。
 大丈夫です。

自動車学校教習コースのS字コースとロードコーンの写真

出来るだけ一定速度を保つ

 S字コース内では出来るだけ速度を変えないで通過すると簡単です。
 もちろん「狭路の通行」ですから速いのは論外。
 狭い道路を安全に通過するのが目的ですから、ゆっくりと通過しないといけません。

 一定速度を保つ分かりやすい方法は「セカンドギアで何もしないで通過する。」

 慣れないうちは軽く半クラッチを使うこともあるかもしれませんが、慣れてきたらクラッチを使用せずに、セカンドギアで通過します。

 「一定の速度で走行する」ということは「一定のバンク角(車体の方向け具合)で走行できる」ということになり、走行位置も安定します。

 どうしても怖かったら、後輪ブレーキを引きずるように軽くかけましょう。
 前輪ブレーキはよほどのことがない限り(暴走を防止時)使うことはないです。
 ブレーキレバーに指をかけておくことさえ必要ありません。

 アクセルは使いません。
 私は教習では必要ないと考えます。

 一定の速度で通過できるように練習してください。

走行位置を工夫する

内輪差を意識する

 「内輪差」って分かりますか?
 前輪(前タイヤ)よりも後輪(後タイヤ)のほうが内側を通るという走行位置の差を内輪差といいます。
 オートバイにも多少の内輪差はありますし、自転車にもあります。

 内輪差を考えて、前輪をコースの中心位置から少しだけ外側を通すイメージで走行すると良いです。
 後輪がコース中央を走行するイメージでも良いかもしれません。

 自分の感覚のつかみやすい方で良いので意識してください。

由仁町ノヤリキレナイ川の名盤標識とツーリング中のオートバイの写真
自身のカラダの位置を意識する。

 セカンドギア走行するので多少の速度はあります。

 多少の速度があるということは多少の遠心力が発生します。

 遠心力が発生するということは車体をバンクさせる(傾ける)必要があるということ。

 コースの真ん中を走行しながら車体をバンクさせると、教習車両の後バンパーがコース内側のパイロン(ロードコーン)に接触する恐れがあります。

 車体が傾くことをイメージして、自分の身体がコースの中央に位置するように走行すると、割とうまく通過できます。

 S字コースの走行は上記した「一定の速度」を保つ。

 そして「内輪差」か「カラダの位置」か、どちらか自分でつかみやすい方の感覚を意識すれば、比較的簡単に通過できるようになります。

まとめ

 オートバイの初心者にとって大きな壁のひとつとなる、S字の走行でした。

 「発進」「停止」「一般コース」の走行が安定して出来るようになってくると、1段階後半に乗り越えなければならない壁となります。

  • S字は一定速度を保ち、自分の身体、または後輪がコースの真ん中を通っているイメージで通過する。
  • クランクは、入り口から、速度と半クラッチの加減を決めて、後輪ブレーキで速度を調節しながら、出来るだけ車体を傾けないように、前輪の角度で曲がる。

 もちろん

  • 正しい視線のとり方
  • ニーグリップをしっかりしていること

 が大前提です。

 冒頭にも書きました。
「なんでこんな練習をしなきゃいけないんだ!」なんて思わないように。

 ツーリング先などで駐車場が混んでいた時や、Uターンをしたくなった時に「絶対に」役に立ちます。

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